もしゴアが大統領だったら [日記]
書籍も売れている「不都合な真実」、先日映画版を観てきた。
アメリカ合衆国の前副大統領であるアル・ゴア氏は、
現在、地球温暖化問題について世界中を講演して回っている。
その講演の様子や内容について紹介するドキュメンタリー形式の映画だ。
地球温暖化については、北極の氷が融けてホッキョクグマが溺れるとか、
海面上昇で南の小島が水没するとか、農作物の生育に影響を与えるといったことを
我々も結構知っているかと思う。なので知識の確認的な意味合いもあったのだが、
あらためて提示されるとゾッとしてくる。ほんと、二酸化炭素は年々確実に増えています。
ちょっと発見だったのは、地球上の二酸化炭素濃度は北半球の冬に増加、夏に減少、
このジグザグを繰り返しつつも全体は増加の一途をたどっていること。
地球上にある「森」は多くが北半球に存在し、北半球が夏で日照が多いと
それだけ光合成が盛んになって二酸化炭素が減るのである。
冬はその逆。吐き出す二酸化炭素のほうが多くなるわけだ。
これでも、アメリカでは対策に消極的なのだろうか。
かくいう日本も「チーム・マイナス6%」の目標を大きく下回っている。
中国、インドをはじめとする開発途上の国々も、生活水準を高めるためには
大量の化石燃料を消費していくに違いない。
今も世界の盟主であるアメリカ合衆国。
2000年、その大統領選挙で大接戦フロリダ州での結果が逆だったならば……。
ちなみにアメリカは未だに京都議定書を批准していません。
ちなみに、川崎のTOHOシネマズでは日曜日に限りこの映画が500円で観られる。
大胆な価格設定。だけど2月11日までか(もう期間ないじゃん)。
お近く、かつ2007年2月11日にこのブログを読んでいる方、お暇ならどうぞ。
コメント 0