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落語、将棋、相撲。 [日記]

洗濯したり買い物に出たりしながら過ごした合間に見ていたテレビから。

「いつみても波瀾万丈」のゲストは春風亭小朝
小学生の頃から寄席に通い、古典落語を180作(だっけな)暗記したという。
子どもは覚えることに長けているというのもあるが、
余程落語が好きだったのだろう、いつの間にか覚えてしまったそうだ。
「好きこそものの上手なれ」とはこのことか。

そのあと「NHK杯将棋トーナメント」谷川浩二九段藤井猛九段の対局。
谷川九段は羽生善治(現在四冠)らの世代が台頭する前は実力ナンバー1だった。
調べたら、藤井九段は羽生四冠より2日遅い1970年9月29日生まれである。
ほかにも森内俊之名人佐藤康光棋聖など、この世代が席捲しているのが現在の将棋界だ。

中盤から見たのだが、後手番の藤井九段が穴熊なのに対して谷川陣はボロボロ。
飛車も盤上に藤井が2枚。これは藤井圧勝かと思っていたら、なんと谷川が逆転勝ち
まだまだ面目躍如といったところか。

午後の「大相撲初場所」中継にデーモン小暮閣下がゲスト出演。
昔から好角家である(ことは私も知っていた)デーモン閣下、念願のNHK中継に出演である。
総合テレビでは午後3時過ぎから中継するが、BS-2では午後1時から始まっている。
そして三段目や幕下の取組から5時間出ずっぱりである。
まだガラガラの国技館の向正面放送席にあの格好で座っている姿はかなりシュールだ。
そして十両の取組からは正面の放送席ブースにいた。
客が皆ケータイカメラで彼を撮影していた様子も映っていた。

NHKのアナウンサーが閣下をどう呼ぶのか注目していたのたが、
幕下まで担当の岩佐英治アナ「閣下」だった。
十両・幕内実況の吉田賢アナ「デーモンさん」
吉田アナの呼び方で悪くないと思うが、岩佐アナのほうが粋である。
まだBS-2でしか放送されていない、幕下以下という余程の物好きでないと見ない
時間帯だからそう呼んだのかもしれないが、岩佐アナ、よくわかっている

解散したバンド「聖飢魔II」のボーカリストである彼は
昔「デーモン小暮」というしこ名、もとい芸名だったが、
最近は「デーモン小暮閣下」としているようだ(笑)。
これならそのままで敬称がつくことになる、という狙いだろう。

NHK的に難しいところだが、テロップは「デーモン小暮閣下」と出ていた。
NHKホームページの番組表も「デーモン小暮閣下」
朝日新聞のテレビ欄は「デーモン小暮」であった。

幕下の取組でも両者必死で見ごたえのある勝負もあって、捨てたもんじゃない
まだ館内は客もまばらなのであるが、観客から惜しみない拍手や歓声が送られていた。
幕内だとまわしを取ってからの投げ合いや寄りなど似たような形になりやすい。
それに比べて下のレベルの相撲のほうが勝負の行方がわからないので面白いかも。

落語、将棋、相撲といずれも日本の伝統的な芸能、ゲーム、スポーツである。
少年時代、落語クラブや将棋部に在籍していたこともある私としては、
今日は有意義なテレビ視聴をさせてもらった。

こういった日本の伝統をあらためて見直してみたくなった。
今年は実際に寄席や国技館に行ってみようかな。


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コメント 2

みなみ

相撲は下位や素人の方が面白いものです。
幕内、特に最近の幕内はつまらない取り組みが多いし。
「デーモン小暮閣下」さんのインタビューは面白かったねえ。
勝っただけの高見盛や大関の栃東まで呼んじゃうし。
さすが「万全の体制」を整えただけのことはありました。
理事長の決断は功を奏したわけだ。
by みなみ (2006-01-18 00:01) 

tarorin

実は幕内の取組のときは外出していたので見られなかったのですが、
閣下は「十文字(じゅうもんじ)」という力士を推していましたね。
インタビューあったのかしら。

NHKは高見盛をひいきにしている気がします。
昨年は夜のニュースでもかなりの頻度で取組の映像を流していた記憶が。
気合いの入れ方が“わかりやすい”から受けがいいのでしょうけど。
by tarorin (2006-01-19 08:00) 

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